| ◎制作風景 | ||||||||||||
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| ◎作品について | ||||||||||||
| つまり、言いたいことは「時間」です。 たとえば植物に流れる時間と、人間に流れる時間は宇宙的なレベルで見れば同等なわけですが、実際にはそれぞれの「感覚」というフィルターを通す（sizing）ためその感じるエネルギー量（時間の速さ）にはばらつきがある。 それはやはりそれぞれが種として持っている生命体としての生存可能な「時間」、 寿命、ライフスパンが密接に関係してるように思います。 おなじ１年でもヒトにとってはおよそ８０分の１であり、イヌにとってはおよそ２０分の１であるわけで、 「１年」のエネルギー量や、意味合いは大きく異なるはずです。「意味」も大変重要なファクターであると思います。 妙な例えですが、おなじサッカーの日本対ロシア戦の９０分を見ても、日本人とグアテマラ人では時間の濃度が全く違うはずです。それは日本人にとって、より「意味」のある９０分であるから。ましてやワールドカップ初勝利ならなおさらです。（笑） 「時間」に名前（意味）をつけるのはヒトだけですが、実際に宇宙に流れているのはより冷徹な「名前のない時間」であるように思います。 とにかく、可逆でないのは時間だけであり、そのことが時間こそがヒトが触れることを許さない、世界を構成する最上レベルに位置するということを雄弁に物語っています。すべては「時間」という大河の流れのなかで浮いたり、沈んだり、移動したり、、、 でも決してその河の外に飛び出ることはできない。 |
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| ◎作品 | ||||||||||||
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| ◎略歴 | ||||||||||||
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15.june.2002 
