主 催 
カンサイアートアニュアル実行委員会

協 賛
KANSAI ART美術学院石田エンジニアリング 株式会社・石田豊司/学校法人上田学園大阪総合 デザイン専門学校/Espace446/現代画廊/同時代 ギャラリー/大野歯科/新町クリニック・濱田和哉/ 近沢歯科医院/スチュワーデス養成セミナリー・ばる〜ん/ スポットビル・山内和生/フォームイーデザイン/石川孝司/ 稲次敏郎/大林きよ子/佐久間孝之/式田完/高田宗治/ 来田節夫/辻正実/関根秀一郎/大野良子/田中隆雄/ 松江一生/ギャラリィ未来空間/ハウスオブアート ギャラリー/ア・キャトル/お菓子工房ドルチェ/ 仲野酒店/日本生命心斎橋FPオフィス営業部/ WISEコーポレーション/南部龍太郎/他10名/
 
 
Kansai Art Annual [カンサイアートアニュアル] 美大受験研究所・アートスペース制作室*1 の修了生が集い実行委員を結成し企画、運営している展覧会です。 関西を中心に活躍する若手アーティスト、デザイナ−、キュレーター達の発表の場として毎年開催するべく立ち上げられました。2002年3月、初の展覧会となります今回は、かつて同じ学び舎を「通過」してきた者たちが再び出会い、新たに同じ「通過点」を辿るということで会場内も「通過点」をキーワードに構成しました。 この展覧会は私達を支援して下さる法人、個人の方々の協賛金、協賛物資で運営されています。 若きアーティストに期待される方々に支えられ、発展していく展覧会であります。「観る」側と「造る」側の間にある作品を通じて感じ合うこと、またそれを取り巻く時間と空間の共有を楽しめる企画を今後も進めていきたいと考えています。  
*1 アートスペース制作室 1985年から大阪西区阿波座にある芸大、美大を受験する者たちのいわば「予備校」である。 芸大や美大の受験に関わることのない人たちには耳慣れないが、このような学校は「美術研究所」や「美大受験予備校」と呼ばれ美大受験生のほとんどが通う。ここで実技試験に必要なデッサンや色彩構成、立体構成を学び、基本的な力を養い大学や専門学校、就職などそれぞれの進路へ向かう。同校は、2000年に「KANSAI ART美術学院」と改称され、今も多くの美大受験生が通っている。  
 
ソレゾレノ ツウカ テン ・ 展 ・ 点

西に散らばる若き芸術家 [アーティスト] 達が SUMISO にやって来ました。
私たちはアートスペース制作室から旅立ち、それぞれの環境の中でアートと関わりながら日常社会を生きています。
2002年、春。
同じ通過点を経た私たちはそれぞれの短い歴史の中で育まれたものを持ち寄り、またひとつの同じ通過点を辿ろうとしています。
20代〜30代の作家53名による、美術/デザイン/工芸の様々な分野の中から各々が独自の表現手段 [平面/立体/映像等] を用いた作品が一同に展示されます。その表現手段は様々ですが、そこで生まれる何かに期待をしていただきたいと切に思っています。
・・・企画側からもその思いを禁じえません。
かつて「倉庫」として利用されていた会場は「SUMISO」というアートを提供する場として生まれ変わりました。私たちもまだ若く「かつて」と「今は」を繰り返しています。この展覧会を観に来られる皆さんと「今」を共有し、次の「今」につなげていきたい・・・そう願っています。